2. つながり、保っていますか?

つながり、保っていますか?東日本大震災後、日本は「つながり」や「絆」を復活、再創造しようと歩んできました。コロナ禍をきっかけに、家庭、職場、地域社会などでのつながりに対する意識は大きく変わってきています。
調査*1では、49.9%の人が家族の重要性を、39.3%の人が社会とのつながりの重要性を「より意識するようになった」と回答しています。

近年は意識と共に「つながり方」も様変わりしてきました。社会の変化に合わせ、対面、オンライン、両方を合わせたつながりなど、さまざまな方法を選びやすくなってきています。これからもいろいろなことが大きく変化していくことでしょう。
ただいつの時代も、つながりから生まれるぬくもりや、それを求める心は変わらないはずです。さまざまなものに影響を受けながら生きている私たち人間は、生まれながらに他者や自然など、何かとのつながりを欲する存在だからです。

自治体が開催しているカルチャー教室、料理やスポーツ、旅行といった趣味を同じくする人との集まり、各種のボランティア活動など、誰かとつながる機会はたくさんあります。自分に合ったものを探してみてはいかがでしょうか。
各地域で岡田式健康法を実践し、健康な人や家庭、まちづくりに取り組むボランティアグループ・MOA健康生活ネットワークや、各地で行われているMOA美術館児童作品展のボランティア、大仁瑞泉郷(静岡県伊豆の国市)で開講しているフリースクール・MOAスクールなども、人とつながる一つの方法です。

*1 内閣府「新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」(2020年6月)

ミニ体験談

 ママ友からMOA健康生活ネットワークの存在を教えてもらいました。出会えたのは30代から90代の幅広い年代の人たち。人の幸せを思いやる方ばかりで心地よく、引っ越してすぐの不安もなくなりました。私が体調を崩した時には皆さんが岡田式健康法の浄化療法をしに来てくれたり、自然食の料理を持ってきてくれたりしました。そのぬくもり、思いやりに感激して、私も皆さんのようになりたいと思いました。
 
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