MOA健康科学センター研究報告集No.27を発行

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マッサージと岡田式浄化療法の併用効果などを研究

(一財)MOA健康科学センターから研究報告集第27巻が発行されました。

 

 

内田誠也主任研究員、東京療院晴風堂治療院の深澤大輔鍼灸指圧師らによる「マッサージと岡田式浄化療法の併用効果や安全性について」の研究では、治療院で1カ月に1回マッサージを受けた人を、A群:マッサージのみ、B群:週に3回以下で岡田式浄化療法を併用、C群:週に4回以上、岡田式浄化療法を併用、の3つの群に分けて3カ月間にわたり調査をしました。

 

マッサージを受けた後は全ての群で痛みと凝りが有意に改善し、C群(浄化療法4回以上)ではB群(浄化療法3回以下)よりも痛みが改善される傾向にありました。さらに、肩や背中の凝りの程度が他の群と比較して有意に柔らかく、3カ月間その状態を維持していたことから、週4回以上の浄化療法とマッサージの併用は、持続的に痛みを減少させる可能性が示唆されました。

 

この他にも、木村友昭主任研究員らによる「障がい児の保護者における支援サービスの満足度と療育効果〜広島県の通所型事業所における調査結果より」と題した研究報告や、(医財)玉川会MOA名古屋クリニックの柴維彦院長らによる実践・事例報告「地域のいけばなクラブが末期がんの診断を受けた女性の人間関係に及ぼした良い影響について〜MOA美術館光輪花クラブの一事例」、短報「統合医療の社会モデルを実施するコミュニティの特性について〜ホモフィリーの視点に基づく一考察」などが掲載されています。

 

研究報告集は、下記からダウンロードできます。

研究報告集第27巻

 

 

 

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