自然農法関東地区情報交換会2023 in神奈川

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神奈川県相模原市他
自然農法の普及拡大とまちづくりへ意欲高まる

8月7日、8日、「自然農法関東地区情報交換会2023in神奈川」が開催され、多数のMOA自然農法生産者らが参加しました。

 

7日の神奈川県相模原市や伊勢原市の農地を見学する「視察コース」には約50人が参加。農福連携として、障害のある利用者が自然農法の野菜づくりや加工、出荷作業などを行っている伊勢原市の社会福祉法人「さくらの家福祉農園」の畑をはじめ、オーガニックビレッジ宣言をしている相模原市で有機農業を実践する「つくいマルせい農園」を視察し、相模原市内で情報交換会を行いました。交流会では農地見学の感想の他、地元でオーガニックビレッジを目指す活動など参加者それぞれの取り組みを語り合いました。

 

 

 

8日の「療院コース」には約40人が集まり、JR品川駅にほど近い統合医療施設・東京療院を見学。療院内の「レストラン 旬」で作られた自然食弁当に舌鼓を打ち、希望者が岡田式健康法岡田式浄化療法美術文化法を体験しました。

 

 

また、みどりの食料システム法が施行される中で地元自治体との連携、静岡大学や近隣農業高校などとネットワークを組んで人材育成を進める田坂吉史(公財)農業・環境・健康研究所自然農法大学校校長の講演「行政及び関係機関と協働する有機農業人材の育成について」を聴講。村井雄一郎さくらの家福祉農園施設長による講演「自然農法における農福連携」では障害がある人たちの就労確保や賃金向上への取り組み、農家や県立障害者支援施設と組んで農福連携のノウハウを提供する地域貢献について学びました。

 

参加者からは「自然農法の作物栽培に力を入れるだけでなく、普及拡大には仲間づくりが必要だと思いました」「どこまでも人と人とのつながり、信頼関係が大切だと学びました。村井さんの農福連携の活動は、地元で行政と組んでいく上で参考になります」との声や、東京療院で美術文化法を体験して「一輪の花をじっくり眺めるのは初めてでしたが、こんなにもお花と自分だけの世界に入り込める時間と空間ができるのかと感動しました。言葉には表現できないほど心に満足、快感を与えてくれる花の力を感じました」との感想も聞かれました。 

 

 

 

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