自然農法大学校がオープンキャンパス

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静岡県伊豆の国市
環境保護を願って入学を決意する参加者も

(公財)農業・環境・健康研究所 自然農法大学校は、7月から毎月1回、大仁農場でオープンキャンパスを開催しており、7月15日に8人、8月27日に5人、9月23日に3人が参加しました。同校の概要を学び、MOA自然農法の農地を見学する中で、自然環境の保護を願い「ぜひ来年から学びたい」と決意する参加者もありました。

 

 

9月の開催日では、参加者ははじめに田坂吉史校長の説明を受け、基礎技術科、営農技術科のカリキュラムや、新たに開設された社会人コースの内容を確認。意欲を持った人材が集っている状況に驚いていました。

 

 

続いて長期の連作栽培試験を行う研究農地や、社会人コース参加者が育てているオクラ畑などを見学。在校生が自然農法を実施する農地では、入学当初はグループで作物栽培を行い、夏以降は個別に畑を担当して、1人1人が作物と向き合い、生育や病気に注意しながら実習を積み重ねていることなど、体験を重視した実際の学びの在り方を聞き、参加者は大きくうなずいていました。

 

 

オープンキャンパス開催日には「瑞泉郷マルシェ」も開催されており、在校生による野菜販売の様子を見つつ、在校生と交流して実習の苦労や普段の学校生活について詳しく話を聞く参加者の姿も見られました。

 

 

参加者からは「伊豆の有機農業を調べていて自然農法大学校を知りました。旅行のついでに参加しましたが素晴らしい環境で学ばれていることに魅力を感じ、実際に農作業の体験もさせてほしいと思いました」との声や「農業で環境を守りたいと考え、自然農法を調べる中で大仁農場にたどり着きました。何度か訪れるうちに自然農法大学校を知ったのですが、今日は具体的にカリキュラムを知ることができ、ぜひ来年から学びたいと思いました」と大学校入学を希望する声も聞かれました。

 

オープンキャンパスは「瑞泉郷マルシェ」に合わせて、今後10月21日、11月12日、12月17日に開催される予定。自然農法大学校ホームページから開催日を確認して参加の申し込みができます。

 

 

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