自然農法大学校がオープンキャンパス

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静岡県伊豆の国市
模擬講義を体験し、実習ほ場を見学

(公財)農業・環境・健康研究所自然農法大学校が、11月13日、静岡県伊豆の国市の大仁研究農場を会場に、初のオープンキャンパスを開催。地元静岡県内をはじめ東京都、千葉県などから、有機農業、自然農法に関心のある4人が参加しました。

 

このオープンキャンパスは、自然農法大学校の授業を体験してもらったり、実習ほ場に身を置いて、MOA自然農法での農産物栽培の具体的な在り方などを紹介することで、同大学校への進学意欲を高めてもらうことを願いに行われたものです。

 

田坂吉史校長が挨拶に立ち、オープンキャンパス開催の願い、有機農業とは何か、開設以来33年目を迎えた自然農法大学校の概要などを説明。

 

 

同研究所教育研修部の阿部修二次長が「自然農法の入門話」をテーマに模擬授業を行い、自然農法栽培の基本的な考え方などについて解説しました。

 

田中成暁主任の案内で、大仁研究農場内の連作栽培試験ほ場や自然農法大学校の実習ほ場を見学。大学校生は協力しながら農産物の栽培技術を学ぶと共に、それぞれが一定の区画で、自らが設定したテーマに基づいて、一人で栽培に取り組んでいることなどが紹介されました。

 

 

ある参加者は「実際に農業を見る機会をいただいてとても勉強になりました。将来的に、自分で有機農業をやってみたいなという思いもあるので、その第一歩になったと思います」と感想を語りました。

 

自然農法大学校は、環境との調和の取れた持続可能な農業について、体系的かつ実践的な研修を行い、農業者、農業技術普及員、農産物流通業者等として、必要な能力と人格の向上を図ることを目標にしています。基礎技術科(1年制)、営農技術科(1年制)において有機農業、MOA自然農法に関する知識や技術の学びを積み上げるカリキュラムが組まれています。

 

現在、令和5年度の入学生を募集中です。出願期間は、令和5年1月15〜31日です。
また、4カ月の短期研修(春夏コース、秋冬コース)の受講者も募集中です。

 

【お問い合わせ先】
〒410-2311 静岡県伊豆の国市浮橋1606-2
自然農法大学校(大仁研究農場内)
TEL 0558-79-0610  FAX 0558-79-0398
Mail jinodai@moa-inter.or.jp

 

主催/(公財)農業・環境・健康研究所 自然農法大学校

 

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