膠原病に苦しむお友だちの健康回復を願って

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東京都  Y・Eさん(47歳、女性)

〔Kさんに岡田式健康法を体験していただく〕

 同じ市内に住んでいるお友だちのKさんは、膠原病に悩まれていました。
 平成19年、児童作品展に協力してくださっているお友だちのTさんに自然農法の野菜を届けに行く時、たまたまKさんと出会いました。KさんはUさんが自然農法で生産されている野菜に興味を持ち、毎週取られるようになりました。
 野菜を取り始めて半年くらい経った夏のある日、Kさんが「私は紫外線に弱いから炎天下が苦手なの」「以前に紹介していただいた健康法を体験させてもらえるかしら?」と言われました。
 8月7日、Kさんはわが家で初めて岡田式健康法を体験されました。最初に、美術文化法としてお花をいけてもらいましたが、「お花をいけることでこんなにも気持ちがリラックスするのね、癒されたわ」と言われました。その後でKさんに浄化療法を施術しました。ちょうど浄化療法の調査研究に協力していた時だったので、Kさんにも協力していただくということで、継続して浄化療法を施術することになりました。
 10月には、「MOAインターナショナル所沢」へ一緒に行きました。Kさんは「浄化療法を受けて身体が楽になった」と言われ、偶然にもご家族に膠原病を抱えておられる方のお話を聞くことができ、大変参考になったようでした。

〔浄化療法を継続して受け、Kさんの体調が良くなる〕

 その後、Kさんと健康増進セミナーに何度かご一緒しました。また、わが家でも継続して浄化療法を受けられ、次第に足のむくみや便秘ぎみの体調も良くなっていかれました。Kさんは、体調が悪いお友だちに「『MOAニュース』を見せて、浄化療法を紹介したいわ」と言われました。
 また、Kさんはわが家で浄化療法を受けられる時、MOA健康生活ネットワークのみなさんとも顔見知りになりました。平成20年5月ごろから健康生活ネッワークの方のお宅でも浄化療法を受けられるようになりました。
 平成21年1月、Kさんから「夕方になると足のむくみが相当ひどいのよ」とお聞きし、ふくらはぎ、甲、指先まで時間をかけて浄化療法を施術しました。その夜に、Kさんから「足が今でも朝と同じように楽な状態だよ。嬉しいよ」というメールをいただきました。また、Kさんは便秘で困っておられた時、私が忙しかったので代わって健康生活ネットワークの方のお宅で浄化療法を受けられ、次の日に大量に排泄がありました。その後、わが家で浄化療法を受けた時には3回ほどトイレに行き、排尿がたくさんあり、帰宅中にもまたトイレに行かれ、家に帰って体重を計ってみたら1kg近くも体重が減っていて、「今まで経験したことがないわよ」と喜ばれていました。
 平成21年6月から、毎週2日間にわたって、わが家で健康法を体験していただいています。Kさんも毎回積極的に参加し、浄化療法を受け、その後にお花をいけ、お抹茶を楽しまれています。嬉しそうに帰っていかれるその姿を見て私も嬉しく感じています。

〔Kさんがお友だちのIさんに岡田式健康法を紹介する〕

 Kさんや私とお互いにお友だちのIさんは、Kさんの紹介で自然農法の野菜を注文されるようになりました。お花にも興味があり、Kさんは「浄化療法も分かってくれそう」と言われていました。
 平成20年12月に、3人で出かけた時、Kさんは電車の中で積極的にIさんに東京療院や浄化療法を勧められました。Iさんも少し興味を持たれたようでした。
 平成21年7月の中旬、KさんがIさんに自分の体験を話し、再度、浄化療法を勧められました。「1回でなく、何回も続けて受けた方がいいわよ」とアドバイスをされたそうです。その後で、Kさんが「Iさんからきっとお願いが来るわよ」と言われた矢先に、Iさんから「私も面倒見てね」という内容のメールをいただきました。
 8月31日、Iさんは岡田式健康法を体験するためにわが家に来られました。玄関に入るなり、「癒されるわ」と言われました。お抹茶を点てて差し上げると、「これも癒しだわ」と喜ばれていました。Iさんが「肩と首周り、腰とその周辺が重く痛みがある」と言われたので、浄化療法を施術すると、気持ちよくなってすぐに居眠りをされていました。施術が終わると、Iさんは腰とその周辺に両手を当てて「コリがない!」と、大声を出してびっくりしておられました。その後も、Iさんに4回ほど継続して浄化療法を施術しました。
 また、KさんもIさんもお花が好きで、平成21年末から光輪花クラブというお花の教室を何度か体験して入会され、現在3人で毎月お花を楽しんでいます。お互いに顔を合わせると、Uさんの自然農法の野菜、料理の仕方、浄化療法と、話題が豊富で話が尽きません。
 
□K・Nさん(41歳、女性)の手記

〔大学病院で「膠原病」と診断される〕

 私が体調を崩し始めたのは平成14年の夏のことでした。すべての関節の強張(こわば)り、毎月のように出る高熱、リンパ節の浮腫(むくみ)、歩行困難などに悩まされていました。
 真夏でも寒気を感じていた私は、当時小学2年生の息子にも長袖を着せて登校させてしまったほどで、そのようなことが幾度もありました。
 身体に限界を感じていたこともあり、いろいろな病院で診てもらいましたが、体調不良の原因は分かりませんでした。そのような中で、息子の友だちのお母さんのYさんから岡田式健康法の浄化療法のことをお聞きしましたが、その時は関心がなくお断りました。  平成17年3月、私は大学病院で診ていただいたところ、「膠原病」と診断され、大変驚きました。
 長期入院となった私は、病院での治療を受け、退院後も大量の薬を服用しながら、何とか元気を出して生活していました。けれども、自律神経の乱れによる動悸や息切れなどに襲われ、”いったい、この先、私の身体はどうなってしまうのだろう?”と思い、大きな不安を感じました。

〔岡田式健康法の効果を実感し、MOAへ入会する〕

 そこで、以前にYさんが話をしてくれた健康法のことを思い出し、Yさんに相談し、平成19年8月7日、Yさんのお宅で初めて浄化療法を受けました。すると不思議と息苦しさが和らぎ、身体が軽く感じる体験をしました。
 そのような変化もあって、Yさんをはじめ健康生活ネットワークのみなさまにも浄化療法をお願いしました。みなさまは、初めて会った私にも、とても優しく親切に応対してくださり、私は心からの安心感を得ることができ、心身ともに癒されていきました。
 私がMOA会員になろうと思ったきっかけは、浄化療法を継続して受けるようになってから、8月~10月にかけて3ヶ月続けて、尿検査での蛋白の数値がマイナスになったことと、自然農法による食材にも大変興味があり、月刊情報誌の「MOAニュース」をほしかったことでした。そして、11月にMOAへ入会しました。

〔東京療院を体験する〕

 そして、Yさんに誘われて、平成20年6月には、初めて東京療院のクリニック部門を受診しました。東京療院はとても雰囲気が明るく、スタッフの方々も丁寧に応対してくださいました。私は東京療院へ行く前から目頭が痛かったのですが、K医師から最初に「あなたは目頭が痛いのではないですか?」と言われ、”ええっ、どうして私の体調の良くないところがわかるのだろう?”と、びっくりしました。大学病院での検査結果のデータを5年分持参し、K医師に診ていただいたところ「ストレスを溜めないようにしてください。リラックスすることで副交感神経の働きを高めることが大切です」と言われて、交感神経と副交感神経(lymphocyte:リンパ球細胞)に関する数値に目を向けられ、「この数値を正常にしないと抗核抗体や尿蛋白すべてに影響する」ことを教えてくださいました。このことは大学病院では言われたことがなかったため、それまで自分では分からなかった病気の原因を知ることができ、安心しました。
 11月には、2人の友だちを東京療院へ案内し、私もK医師から2回目の診察を受けました。その時は大学病院での7月以降の検査データを持っていきましたが、K医師から「前回の診察の時に比べて症状が改善されています。いいですね」と言われ、とても嬉しく思いました。

〔健康回復へと向かう〕

 こうした症状の改善は、毎月、大学病院で受けている検査の結果にも現れてきているようです。
 具体的には、血液検査の抗核抗体の数値(基準値は40倍)は、「膠原病」と診断された時は320倍でした。それが平成18年12月~20年4月は160倍になり、20年5月~22年5月は80倍と安定してきています。副腎皮質ホルモンの数値も正常値になっています。
 腎機能に関わる尿蛋白の数値も多少の変動はありましたが、平成22年10月はマイナス、11月はプラス・マイナスで安定しています。また、最初のころはトマトジュースのような真っ赤な尿が出ていて、担当の看護師さんもびっくりされていましたが、今は尿検査での潜血もマイナスになっています。
 平成20年6月にステロイドの点滴、7月には免疫抑制剤の点滴を受けましたが、その後、点滴を受けることはなくなり、吐き気などに悩まされていた身体の負担が減りました。
毎日大量に服用していたステロイドの錠剤も少しずつ減り、最近は14㎎になっていましたが、11月の診察の時には1㎎減って13㎎となりました。
 まだ岡田式健康法に関して理解不充分な私ですが、週2回はYさんのお宅で浄化療法を受け、定期的に自然農法の野菜を購入して食生活の中に取り入れています。昨年12月からは友人と一緒に光輪花クラブでお花を習い、自宅でもいけています。また、リビングルームのテーブルの上に「MOAニュース」を置いて家族にも読んでもらうようにしています。こうしたことに対して、高校生の息子も少しずつ興味を示してくれています。
 時々、私が「足がむくみ、重い感じがある」などと不調を言っても、Yさんは嫌な顔をせず真剣に受け止め、よく話を聞いていただき、浄化療法を施術してくださいます。Yさんと出会い、健康法を生活の中に取り入れることができ、大変だったころのことを思い出しながら、今、とても感謝しています。

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