タイ S・Wさん(59歳、男性)
〔ガンの疑いがある膀胱腫瘍が見つかる〕
私は、2007年3月ころから排尿時に違和感を覚え、何ヶ月も尿の出が異常に少なく、気にしていました。そして2008年2月2日に血尿が出ました。“膀胱炎かな”と考え、医学生の甥に相談してみました。甥は、通っている医科大学の先生を紹介してくれました。その先生は大変心配され、「泌尿器の専門医に診てもらうように」と勧めてくれました。
3日後の2月5日にM病院の泌尿器科へ行きました。X線撮影、血液検査、造影剤検査を受け、医師からは「4日後に結果が出るので、もう一度病院へ来るように」と言われました。2月9日に検査結果を聞きに行きましたが「何も異常が見られない」とのことでした。血尿まで出ているので、確認のために再度検査をしていただきました。2月12日に検査結果を聞きに行くと、「膀胱内部に腫瘍が見つかった」、しかも「早期ガンが疑われます。手術をする方が良いでしょう」と言われたのです。
ガンの疑いがあると聞いた私は、心配で眠れなくなってしまいました。
〔初めて岡田式浄化療法を体験する〕
その2日後の2月14日、私の病気を心配した姉と妻の勧めで、私はMOAバンコク治療院を訪ねました。まず、看護師から症状を聞かれたので、時々尿が詰まること、首のあたりが痛むと答えました。そして医師の診察を受けました。
治療院の院長から診察後に、「浄化療法を続けて受けてみてはどうですか?」と勧められました。浄化療法を受けるのは初めてのことで、効果があるのか半信半疑でした。しかし、約1時間の浄化療法を受けたその日、不思議と身体が軽くなった感じがして、夜も熟睡することができました。
2月16日、バンコクの治療院で2度目の浄化療法を受けた時のことです。お腹が内側から圧迫される感じがありました。それでトイレに行くと、尿がいつも以上によく出ました。“症状が良くなってきた。治るかもしれない”と思いました。
気分が楽になり、それからは食欲も出て、運動する元気も出てきました。友人たちも「顔色が良くなったね」と言ってくれるようになりました。それで浄化療法に対する確信がぐんと強まり、“良い治療を受けている”と思えるようになりました。
2月19日、M病院に行き、先日検査したテレスコープ、造影剤検査、X線撮影などの精密検査の結果を聞きました。すると医師は「腫瘍の転移は見られない。1ヶ所にとどまっている。次は、3月4日に来るように」と言われました。3月4日は膀胱内の細胞を採って検査をしてくれました。30分かかりました。そして検査の結果、医師は「おめでとう。あなたは運が良い、ガンではなかった。最初の診断では膀胱ガンに違いないと思った。しかしそれは事実によって覆された。不思議だね」と、ガン細胞は見つからなかったと告げられました。
一気に病気の不安から解放されました。目に見えて体調も回復し、顔色も良くなっていきました。
私は、この体験から、浄化療法に対する確信がさらに強まりました。2月14日にバンコク治療院を訪ねてから、現在(2008年6月3日)までに、浄化療法は36回受けてきました。
〔家族の協力〕
このころから姉と妻が、浄化療法資格講座を受け始めました。資格講座を受けた理由は、私の症状が良くなったことと、家でも私に浄化療法をしたいとの思いからだそうです。
そして、妻は家庭でも私に浄化療法を施術してくれるようになりました。また妻は、MOAタイ財団・生命科学芸術学院の「自然農法・自然食講座」の研修も受けました。自然農法の考え方の素晴らしさ、自然農法産の野菜の価値をよく理解したとのことで、毎日の食卓には、化学肥料を使わない、新鮮な野菜が並ぶようになってきました。
姉も、今回の私の体験をことのほか喜んでくれました。もともと人助けの気持ちの強い姉なのですが、今回の出来事の後で、ほかの患者の役に立てばとの気持ちから、超音波の検査用器具をバンコクの治療院に寄贈しました。
私は浄化療法に出合えて、本当に幸運でした。治療院の関係者や家族に心から感謝しています。