沖縄で「食と農ぬちぐすいフェスタ」

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沖縄県南城市
南城市まつりと同時開催でにぎわう

11月17日、沖縄県南城市で「食と農ぬちぐすいフェスタ2024秋」が開催されました。

 

「ぬちぐすい」とは命の薬、心を癒やす愛情や温かい食事などを指す沖縄の言葉。「食×農、結ぶ心。地域とつながる、健康で美味しい明日へ」を合言葉に、農業とSDGs、環境保護、健康を融合させて、沖縄県全体の健康増進と環境保全を促進し、健康なまちづくりに寄与していくことを願いに、2013年からMOA自然農法沖縄県普及会と県内の有機農業団体が協働して県内各地で開催しています。

 

 

今年で9回目となったぬちぐすいフェスタは4年に1度開催される「南城市まつり」と同時開催となったことから、会場となった南城市役所と隣接する公共駐車場には多くの市民らが訪れました。

 

 

ぬちぐすいフェスタには、25の団体が、自然農法・有機農産物や加工食品の販売をはじめ、沖縄食材を使用したキッチンカーを出店。また、沖縄療院が出向して岡田式浄化療法体験と美術文化法の一輪花体験、(一財)MOA健康科学センターによる血管年齢測定と手のひらをセンサーに当てて野菜摂取量を推定する「ベジチェック」の体験コーナーも設けられました。

 

 

来場者からは「初めて知ったエネルギー療法(浄化療法)を受けてみたら、座っているだけなのに体が軽く、リラックスした感じがしました。受けた後でもう一度血管年齢を測ってもらったら、一気にほぼ実年齢まで下がっていてびっくりしました。たった15分でこんなに体が変わるものなんですね」(20代、女性)などの声が聞かれました。

 

会場では、セミナーが常時開催され、(一社)MOA自然農法文化事業団沖縄支所の安慶名克己支所長、MOA健康科学センターの内田誠也主任研究員による講演も行われました。

 

安慶名支所長は「自然農法とは自然尊重、自然順応を基本とする体系的な農業生産方法」などと概要を紹介したあと、県北部にあるMOA大宜味農場の営みを紹介。トマトやピーマンを自然農法の栽培技術の一つである「草生栽培」で栽培している様子を写真で紹介しながら「草生栽培は草によって表面の土を被覆する方法。草が根を伸ばすことで土を耕してくれ、水も空気も通し、微生物が住める良い環境をつくってくれる」などと話し、その有用性を伝えました。

 

 

内田主任研究員は「ストレス対処能力を高めるためには〜食意識とお花の効果」と題して講演。岡田式健康法食事法にある、自然農法の野菜や旬の野菜、地元で採れた食材など生命力あふれる食材を選んでいる人、食べ物と作る人に感謝して食を楽しんでいる人は、ストレスの対処能力が有意に高いと紹介。また、食事法を実践していない人でも、実践するようになると対処能力が高まる結果が出ているという研究内容を報告しました。

 

 

 

 

 

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