MOA健康科学センター研究報告集NO.26を発行

タグ:

認知症や生活習慣の評価方法などを研究

(一財)MOA健康科学センターから研究報告集第26巻が発行されました。

 

 

研究報告「高齢者の認知機能における各種評価方法の比較検討〜広島県の通所介護事業所における調査結果より」にある介護事業所では、岡田式健康法などの考えを取り入れ、安全で健康的な食材を使った食事の提供をはじめ、いけ花、音楽、ヨガ、運動、舞踊など、多彩なプログラムを実施しています。

 

こうしたプログラムは、娯楽や癒やしだけでなく、健康や認知機能の維持にも役立つといわれています。利用者により良いサービスを提供できるよう、その効果を明らかにするために適した評価方法の研究が求められているのです。

 

「食事・運動・休養習慣調査票(チャレンジシート)の妥当性の検討」とする研究報告の調査は、統合医療認定施設である東京療院で行われました。「チャレンジシート」は(一社)MOAインターナショナルが開発し、生活習慣の自己評価とセルフケアによる改善を促すためのツールとして活用しているものです。

 

近年、統合医療の考えをベースにした食生活・運動・休養などのライフスタイルを、総合的に評価する尺度が幾つか開発されています。今回の研究で、その一つであるチャレンジシートの臨床的な妥当性が示唆されました。

 

この他に「若年の末期がん患者におけるスピリチュアルな態度の変化〜文化や芸術を取り入れたケアに取り組む作業療法士の視点から」と題した、医療法人財団玉川会金沢クリニックでの実践・事例報告なども掲載されています。

 

研究報告集は、下記からダウンロードできます。
研究報告集第26巻

 

 

あわせて読みたいコーナー

PAGETOP