MOA美術館開館40周年を記念し名品展

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静岡県熱海市
コレクションの全貌を紹介する記念展がスタート

1月28日からMOA美術館で「開館40周年記念名品展」が開催され、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策が徹底される中、多数の観光客や市民が訪れています。第1部は3月27日まで。

 

同展ではMOA美術館のコレクションから「紅白梅図屏風(びょうぶ)」「色絵藤花文茶壺」「手鑑 翰墨城(てかがみ かんぼくじょう)」の国宝3点や「樹下美人図」「聖観音菩薩立像」「色絵桃花文皿 鍋島」など重要文化財20点を含む、中国絵画、中国陶磁、やまと絵、書跡、水墨画、仏像など84点の美術品が展示されています。

 

 

春休み期間中とあって、学生のグループや家族連れの観光客が多く訪れ、美術品を熱心に鑑賞。茶の庭の食事どころやカフェで食事を楽しみ、ムアスクエアや円形ホールで記念写真を撮る姿も。「昔、教科書で見た『紅白梅図屏風』の実物を鑑賞できて感動しました。海の眺めも素晴らしくて、建物も青空に映えて見えて、美術館全体が美術品みたいでした」「国宝など優れた美術品をたくさん鑑賞した後で、これだけの美術品を収集された創立者の岡田茂吉さんの紹介を見て、すごい人がいるんだなと驚きました」などの声が聞かれました。

 

 

 

 

同館では開館40周年を記念して、さまざまな展覧会や記念イベントを企画。名品展は年内に第2部、第3部を開催してコレクションの全貌が展示される予定です。さらに重要無形文化財保持者(人間国宝)の坂東玉三郎(歌舞伎女方)、室瀬和美(蒔絵)、藤沼昇(竹工芸)、土屋順紀(紋紗)が集う「人間国宝スペシャルトーク」をはじめ「箱根美術館開館70周年・MOA美術館開館40周年 記念能楽公演」「熱海座 マルタ・アルゲリッチ&人間国宝 大槻文藏 スペシャル公演 バッハ・パルティータ×能舞の饗宴」などが予定されています。

 

詳しくはMOA美術館ウェブサイトをご覧ください。

 

 

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