紅葉の名所・名勝神仙郷に大勢の観光客

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神奈川県箱根町
吉田五十八設計の日光殿周辺も特別公開

箱根美術館がある名勝・神仙郷では、今年も色とりどりの紅葉が多くの人の目を楽しませています。紅葉期の11月は無休。通常は非公開のエリアも特別に公開されています。

 

神仙郷には庭園全体で400本以上、苔庭には約220本のカエデが植栽されています。約130種類のコケと、赤や黄に染まった紅葉とのコントラストが美しい苔庭は特に人気が高く、散策しながら写真に収める人の姿があちこちで見られました。

 

 

 

箱根の山々や相模灘を一望できる石楽園や、池と滝、紅葉のコラボレーションを楽しめる日光殿周辺(特別公開エリア)なども好評でした。

 

 

 

三代徳田八十吉の作品などを展示する、箱根美術館の「現代の工藝〜人間国宝を中心に」(12/6まで)も人気だった他、建築家・吉田五十八が設計した日光殿では11月11、12の両日、琉球舞踊紅倫の会(家元・照屋倫子氏)による公演も4回行われ、500人超が鑑賞。祝儀舞踊の「かぎやで風(ふう)」や、赤や白の花を糸で貫いたハワイのレイのような装飾物を首にかけて踊る「貫花(ぬちばな)」、明るく楽しく軽快な「加那ヨー天川」などが披露されました。

 

 

「紅葉の見頃はもう少し先でしょうか。それでも、特別公開されていた奥庭や流れ沿いの紅葉がきれいでした」「思いがけず琉球舞踊を見ることができてよかった」などの声が聞かれました。外国人観光客の姿も多く見られました。

 

 

 

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