大仁瑞泉郷で「食・農・健康フェス」を開催

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静岡県伊豆の国市
伊豆の国市と初めて共催

静岡県伊豆の国市の大仁瑞泉郷で「食・農・健康フェス」が11月16日に開催され、近隣市町から市民ら約1220人が参加しました。

 

 

1998年から収穫体験などを中心に収穫まつりとして開催を重ねてきましたが、今年は、大仁瑞泉郷に足を運んでくれる全ての人を対象に「美味しい」「楽しい」の体験を通して「食・農・健康」への「消費者の意識変革」を願いとし、特に地元、伊豆の国市の「美味しいまちづくり」の推進に寄与することを目的に、初めて同市と共催での開催となりました。

 

会場には、サツマイモやニンジン、ダイコンなどの収穫体験コーナーをはじめ、瑞泉郷マルシェ、自然農法大学校の紹介、ウェルネス菜園とMOAスクールの紹介、(公財)MOA健康科学センターによる健康チェックなどが設けられました。

 

 

また、9月30日にオーガニックビレッジ宣言を行った伊豆の国市からは、農林課と健康づくり課、協働まちづくり課がブースを出展し、同市における有機農業振興や市民の健康づくりの具体的な取り組み、また国際友好活動などについて紹介しました。

 

 

11時から行われたセレモニーでは、主催者を代表して(一社)MOA自然農法文化事業団の阿部卓専務理事が挨拶。続いて山下正行伊豆の国市長が登壇し、同市では、有機農業推進協議会を設立し、9月30日にオーガニックビレッジ宣言を行ったことを報告。「生産者のみならず、地域の消費者、流通業者が一体となって有機農業、有機農産物が価値あるものとしてマーケットで評価されることを目指す」と、今後の有機農業振興への願いを語りました。

 

 

後援団体からは、静岡県経済産業部農業局食と農の振興課の酒井信尚課長、静岡県東部農林事務所地域振興課の海瀬和明課長、国立大学法人静岡大学農学部の松本和浩教授、静岡県立田方農業高等学校の久保田豊和校長が挨拶を行いました。

 

セミナーでは、自然農法大学校の紹介、伊豆の国市の農林課及び健康づくり課の取り組み、(公財)農業・環境・健康研究所による自然農法や有機農法に向いたイネの品種づくりについての説明などが行われました。

 

参加者は、思い思いに各ブースを巡りながら、食や農業、健康などについて学んだり、さまざまな体験を通して楽しい一日を過ごしていました。

 

主催/大仁瑞泉郷まつり実行委員会
共催/伊豆の国市
後援/農林水産省関東農政局、静岡県

 

 

 

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