シンポジウム「生きがいある未来とは」開催

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静岡県熱海市
MOA美術館能楽堂で青少年ら約500人が聴講

11月11日、MOA美術館能楽堂でシンポジウム「生きがいある未来とは~自分にも他人にも優しい生き方見つけ」が開催され、会場には500人近い青年や学生とその保護者らが詰めかけた他、全国86か所でライブ配信されました。

 

シンポジウムの動画はこちら

 

 

この催しはコロナ禍や紛争、経済不安、地球環境問題などによる混沌とした時代に、若者たちが「何のために生きるのか」を考え、自らの生きがいある未来を築くことを願って開催されました。

 

シンポジウムでは的場正晃(株)PHP研究所人材開発普及部長兼人材開発企画部長が司会進行を務め、臨済宗建長寺派林香寺の住職でもある川野泰周医師、元キリンビール(株)代表取締役副社長の田村潤100年プランニング(株)代表取締役が登壇。

 

 

川野医師と田村代表取締役は、明るい未来を描きにくい時代に生きがいを感じるためにはどうすれば良いのか、自分の「やりたいこと」「やるべきこと」を見つけ、世の中の役に立つ目標を見いだすためのヒントなど、自分自身との向き合い方や、他者との関わり方として「利他の精神」の大切さについて、それぞれの経験や取り組みを基に語りました。的場部長は、川野医師、田村代表取締役らと取り組んだ研究会で整理した、自分の存在価値を認め、他者へも波及するなどの「素直な心」に近づくための考え方を紹介しました。さらに参加者全員で、川野医師によるマインドフルネスを体験しました。

 

 

将来の日本をより良くするのは若い世代の活躍にかかっているとして、登壇者が会場やリモートの参加者にエールを送りシンポジウムを終了。満場の若者たちから大きな拍手が送られました。

 

 

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