甘酒の自然な甘みとごまの香ばしさに、黒豆の甘納豆がアクセント。濃厚な味わいでお菓子作りや料理にも向く濃縮甘酒は、発酵器がなくても炊飯器で作れます。
混ぜて凍らせるだけの簡単ヘルシーおやつ。暑い日の栄養補給にいかがですか?
利恵先生からのワンポイント
- 液状の甘酒だとシャーベットのようになるので、市販品を使う場合は濃縮タイプを選びましょう。
- お好みで黒蜜や蜂蜜をかけても。
- 甘酒は冷凍保存ができます。ヨーグルトに入れて食べたり、果物や豆乳と一緒にミキサーで混ぜて、ほんのり甘いドリンクにするのもお薦め。砂糖代わりに煮物に加えると、優しい甘みになります。
材料(4人分)
a)甘酒(濃縮タイプ) 白ごまペースト すりごま黒 塩 |
200g 大さじ2 大さじ4 ふたつまみ |
絹ごし豆腐 | 200g |
黒豆甘納豆 | 30g |
栄養価(1人分)
エネルギー | 193kcal |
タンパク質 | 7.4g |
脂質 | 11.5g |
炭水化物 | 17.6g |
食塩相当量 | 0.2g |
作り方
- 絹ごし豆腐はキッチンペーパーに包み、皿に乗せて600Wの電子レンジで2分加熱し、水切りをする。
- 黒豆甘納豆は粗く刻む。
- フードプロセッサーかミキサーにa)と1を入れ、滑らかになるまでよく混ぜる。
- 3をチャック付きの食品保存袋に入れ、2を加える。均等にならし、平らにしてチャックを締めたら冷凍庫に入れる。
- 3時間程度凍らせる間に、2回ほど外側からもんで混ぜ合わせる。食べる時は少しやわらかくなるまで常温に置き、再度もみほぐして、滑らかになったら器に盛る。
【濃縮甘酒の作り方(作りやすい分量)】
- 米1/2合(75g)に水200mlを加えて炊飯。炊き上がったら内釜を取り出し、粗熱を取る(発酵が進んで甘くなるよう、常に60℃以下を保つ)。
- 内釜を炊飯器に戻し、乾燥米こうじ100gと水100mlを入れ、混ぜ合わせる。
- 炊飯器を保温にセットし、ふたを開けたまま布巾をかけて6~8時間保温。時々かき混ぜ、甘みが出ていれば完成。