イギリス発祥のトライフルは、なんと「つまらないもの」が語源。スポンジの切れ端や少量のフルーツなど、あり合わせで作れるからだとか。
クリームと具材を層状に重ねるだけと簡単ですが、瓶に詰めると断面がきれいで、おしゃれなデザートに。
利恵先生からのワンポイント
- カスタードクリームに米粉を使うと、小麦粉よりダマになりにくく、滑らかに仕上がります。
- カスタードクリームは空気に触れると膜を張り、表面が固くなります。冷ます時はラップを密着させて。
- 刻んだイチゴから出た果汁がシロップとなり、カステラがしっとりします。汁も一緒に入れましょう。
- バナナやキウイ、オレンジ、ブルーベリーなど、他の果物を組み合わせたり、クッキーなどお好みのお菓子を飾ったりすればアレンジ自在です。
- 口の広い瓶がデコレーションしやすくお薦め。クリームは絞り袋を使うときれいに入ります。ガラスのボウルなど大きめの器に作り、取り分けていただくとより簡単です。
材料(4個分)
イチゴ | 15~20個 |
レモン汁 | 小さじ1 |
砂糖 | 小さじ1 |
カステラ | 2切れ(約80g) |
a)卵黄 米粉 砂糖 牛乳 |
1個分 小さじ2 大さじ2 100ml |
バター | 5g |
b)生クリーム 砂糖 |
200ml 大さじ1 |
ミント | 少々 |
栄養価(1人分)
エネルギー | 362kcal |
タンパク質 | 4.6g |
脂質 | 25.1g |
炭水化物 | 34.1g |
食塩相当量 | 0.1g |
作り方
- イチゴはへたを取り、4個を飾り用に取り分けておく。
- 残りのイチゴを5mm角くらいの粗いみじん切りにしたらボウルに入れ、レモン汁と砂糖を振って混ぜ合わせておく。
- カステラは細かくほぐす。
- カスタードクリームを作る。耐熱ボウルにa)を入れ、泡立て器で混ぜ合わせたらラップをかけ、600Wの電子レンジで2分加熱。取り出してしっかり混ぜたら、再びラップをかけ1分間加熱する。バターを加え、泡立て器で混ぜながら溶かす。ラップをクリームに密着させてかけ、粗熱を取る。
- ホイップクリームを作る。ボウルにb)を入れる。一回り大きい容器に氷水を入れて、ボウルの底を当てて冷やしながら、生クリームを泡立てる。絞り袋に入れ、冷蔵庫で冷やしておく。
- 透明の瓶を用意する。カスタードクリームを飾り用に少し取り分け、残りを4等分にして瓶の底に入れる。次に3、2の順で、それぞれ半量を4つの瓶に分けて入れる。
- 6に生クリームを絞り入れる。上に残り半量の3、2の順番に重ね、もう一度、生クリームを絞る。
- 1を好みの大きさに切り、カスタードクリームと共にトッピングしてミントを飾る。