豆皿やおちょこに盛り付けたら、いつもの具材もまるでおそば屋さんのよう。おつまみにするも、そばにのせるもお好みで、ゆっくり今年に思いをはせながらいただきましょう。
米粉の天ぷら粉は冷めてもカリッと失敗知らず。忙しい年末は特にお薦めです。
利恵先生からのワンポイント
- エビは腹側に4カ所くらい切り込みを入れ、腹側を上にし、親指と人差し指で上から優しく押すと筋が伸びます。伸ばすと加熱しても丸まらず真っすぐ揚がります。
- 天ぷら、とろろ、大根おろしをそのまま食べる場合は、麺つゆを少しかけましょう。MOAの「四季の友つゆ」は、化学合成品に頼らないのでくど過ぎず、すっきりとしたうま味と甘みで、そばの風味も生きてきます。
- カボチャや春菊はβ-カロテンが豊富。体内でビタミンAに変換され、肌や粘膜を強くしてくれます。風邪やウイルス感染が多いこの時期、積極的に食べたい野菜の一つです。
材料(4人分)
そば | 400g |
エビ | 4本 |
カボチャ | 60g |
春菊 | 1/2袋(70g) |
a)天ぷら粉 水 |
100g 100ml |
菜種油 | 適量 |
長芋(すりおろし) | 10~12cm分(150g) |
うずら卵 | 4個 |
ワサビ | 少々 |
大根おろし | 5、6cm分(150g) |
ワカメ | 40cm(2g) |
長ネギ(輪切り) | 10cm(20g) |
麺つゆ(希釈済み) | 1200ml |
栄養価(1人分)
エネルギー | 647kcal |
タンパク質 | 25.6g |
脂質 | 10.7g |
炭水化物 | 113.8g |
食塩相当量 | 5.8g |
作り方
- エビは殻をむき、背に切り込みを入れ、背わたを取る。カボチャは種を取り、5mmの厚さに切る。春菊は洗って水気を切った後、5cm幅に切る。
- ワカメは水で戻し、柔らかくなったら水気を搾って刻む。長芋を小鉢に盛り、うずらの卵を割り入れ、ワサビを添える。大根おろしは器に入れ、ワカメ、長ネギと共に盛り付ける。
- 鍋に麺つゆを入れて、一煮立ちさせる。
- 揚げ鍋に菜種油を注ぎ、170℃程度に熱する。a)をボウルに入れて、泡立て器で混ぜたらエビとカボチャをくぐらせ、カラリとするまで揚げて油を切る。
- 残った天ぷら衣に春菊を入れ、混ぜ合わせてかき揚げにしたら油を切る。
- 鍋にたっぷり熱湯を沸かしてそばを入れ、混ぜながら表示時間通りにゆでる。ざるにあけ水気を切る。
- そばを器に盛り、3を注ぐ。天ぷらを器に盛り、2を添える。