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撮影/渡辺義雄
庭木や花の手入れを日課とし、少しでも時間があると花ばさみを手にして庭を歩きました。(1953年) -
当時としては珍しく、外出はいつも妻と一緒に。この日は銀座を散策後、映画鑑賞へ出掛けました。(1940年夏)
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箱根美術館開館に向けた陳列準備の様子です(1952年6月13日)。開館披露会には作家の川端康成、彫刻家の平櫛田中、漆芸家の松田権六など、文化界や美術界などの著名人の他、在日外交官も多数訪れました。
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岡田が考案し、特許を取得した「旭ダイヤ」の装飾品です。ごく薄い鏡を紙などに貼って細かく割ってあり、光の反射でさまざまな色に輝きます。生産が追い付かないほどに流行しました。
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岡田は「花と話をして、その花の心をいけてやることだ。花の心をいけてやらなければ、花は喜ばない。喜ばないからすぐしおれてしまう」と述べ、花の個性を生かすことを大切にしました。
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「あまりいじると花が死んでしまう」と2、3分で一杯をいけた岡田のいけ花は、通常の倍以上も長く持つので、見る人を驚かせました。いけた花は各部屋に飾り、身近に花の美を楽しみました。