高血圧症と関節リウマチの痛みから解放されて

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アルゼンチン  M・Mさん(72歳、女性)

〔身体的症状について〕

 私は幼少の時からリウマチの症状が出ていました。青年期にはすでに骨の痛みが日常的なものになっていて、カルシウム注射などの治療を受けてきました。
 約40年前、教職員をしていた31歳の時(1967年)、二男を妊娠中(8ヶ月目)に高血圧の症状が現れました。また、35歳の時(1971年)には血圧が230mmhgまで上がり、脳梗塞になり、一時的に左半身が不随になりました。すぐに治療を受けたおかげで後遺症は残りませんでしたが、40歳の時(1976年)には職場で心筋梗塞を起こしました。また、追い打ちをかけるかのように、2000年7月には夫が糖尿病からくる合併症が原因で亡くなってしまいました。
 こうした出来事が体に悪影響を及ぼしたのか、関節リウマチの症状は強まり、特に手、膝、腰、首の痛みがひどく、手指の関節が湾曲し始めました。注射で治療をしても、痛みが和らぐのは一時的でした。
 リウマチ症状が少しでも良くなればとの思いから、さまざまな治療法を探し求めました。2002年には某病院で行われたリウマチ研究会に参加しました。この研究会で受けた薬物療法によって、一時的に症状は良くなりましたが、数日後に研究プロジェクトの発起人が姿を消し、研究が中止となってしまいました。
 私はあきらめずに、今度はウォーキングなどの運動療法を試しました。おかげで、薬を服用せずに長い間痛みが和らいだ状態が続きました。2003年には、スポーツジムに通い始めるなど、本格的に行いましたが、4ヶ月目に坐骨神経痛になってしまい、続けることができませんでした。

〔岡田式浄化療法との出合いから心身の改善へ〕

 浄化療法との出合いは2002年2月でした。姪から、「MOAサンティアゴ治療院で浄化療法を受けてみたら?」と勧められたので、行ってみることにしました。
 デルキ瑞泉郷にも足を運び、浄化療法やいけばなの「光輪花」を体験することで、私の人生は大きく転換することになりました。
 健康増進セミナーに参加して、岡田式健康法を体験するようになってから、血圧値が安定し、リウマチの痛みが和らぎ、精神的に落ち着いていきました。いけばなを体験することで、自分と向き合うことができるようにもなりました。人生を悲観的に考えるのではなく、「より良く生きる」ことへの思いが高まり、誤った生活習慣、誤った生き方を変えようという思いが湧いてきました。
 以前に亡き夫と暮らしていたころは、リウマチのつらさから「私が一人になった時、何かあったら誰が助けてくれるのだろうか」という不安が常に頭をよぎっていて、夫が亡くなってからはその不安が強くなりました。でも岡田式健康法に出合ってから、まるっきり変わりました。浄化療法を受けると、すぐに体に変化が現れ、安心感が生まれてきたのです。そして、一人の時でも不安にならなくなりました。
 また、岡田先生の人間観、つまり人間は霊と体から成り立っており、霊の部分を癒すことで体の部分も癒されることを前提にした考え方や、浄化作用の理を分かることでさらに安心し、前向きな気持ちで生活が送れるようになりました。夫も天国で見守ってくれていると感じています。

〔人の幸せを願って「療法士」に〕

 私と同じ年齢の友人たちを見ると、いろんな病で苦しんでいます。多くの薬に頼っているのに比べて、今の私は病気の苦しみから解放されて、72歳にして若々しく感じ、身軽で疲れにくく、薬もほとんど飲む必要がありません。岡田式健康法に出合い、若々しさを取り戻すことができて、どれだけ感謝しても感謝し尽くせません。
 みんなから「どうしてどんどん若返っているの?」と聞かれます。私はデルキ瑞泉郷で体験した岡田式健康法、MOAが進める活動のことを伝えています。いつか友人たちが岡田式健康法を受け、癒される日が来ることを願っています。
 家族、親族そして近所の方々、特に一緒に住む妹や透析治療を受けている甥などには、浄化療法の体験を伝えました。2008年10月には、浄化療法の療法士資格講座を受け、試験に合格しました。そして、家族や友人と旅行へ行く時でも、同行する人に何かあれば浄化療法を施術しています。先日、娘と旅した時も、娘が背中と膝の痛みを訴えましたが、浄化療法によって痛みが解消されました。
 今後、より多くの方が岡田式健康法を体験し、その恩恵に浴することができると信じています。そこで、私ももっとお役に立てればと思います。
 岡田式健康法によって関節リウマチが良くなったことで、息子の力にもなれたと信じています。息子は岡田先生の思想・哲学に出合ったことで、スピリチュアリティを含めた考え方で医療を実践するようになりました。私は最初、そのことに疑問を抱くことがありました。しかし、岡田式健康法による私自身の結果を通して、息子が選んだ道は間違いなかったと確信できました。

〔M医師(家庭医学専門医、MOAサンティアゴ治療院院長)コメント〕

 Mは私の母です。母の高血圧症に関しては、毎月1回定期的に循環器専門医の診察を受け、降圧剤を処方されています。また、検査や心電図は6ヵ月に1回受けていますが、この5年間に母は心身ともに改善され、「検査結果(血液検査、心電図、超音波、リハビリ)も良くなった、重度から軽度へと移行した」と、専門医から言われています。
 関節リウマチについては、今は症状がなく、リウマチ反応も「陰性」という結果です。主治医からは「薬を服用する必要のないほど落ち着いている」と診断されています。ほかに、3ヵ月に1回婦人科の定期的な検診を受け、半年もしくは年に1回の乳ガン検査、超音波検査を受けていますが、年齢のわりには健康状態は良好と言えます。
 現在、治療院においては、3ヵ月に1回診察を受け、週に2回岡田式健康法を受けています。家庭においても、浄化療法を施術するように心がけてきました。浄化療法、いけばなや自然食中心の食事を生活に取り入れており、これらの体験によって得た喜びを友人、知人に伝えています。

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