難聴の体験を通して

タグ:

福井県  M・Jさん(59歳、女性)

〔難聴と診断されて〕

 平成19年10月末ころから、突然耳の聞こえが悪くなりました。左右両方ともに聞こえづらくなりましたが、特に右側はほとんど聞こえませんでした。テレビの音量や、夫、長男夫婦、孫たちの話し声が小さくなりました。近所の人から挨拶されても、返事をしないということも起こるようになりました。聞こえが悪くなって、まともに会話もできないので、人と会いたくなくなり、できるだけ外に出ないようにしました。
 11月初旬に近くの耳鼻科を受診したら、滲出性中耳炎による難聴と診断されました。それから耳の洗浄や薬の処方などの治療が始まりました。耳鼻科の先生の言われる通りに、11月から平成20年1月までの3ヶ月間、週に2回通院し、鼻から耳に風を通す治療を継続して受けました。
 しかし、治療を受けると、むしろ頭痛がしたり、目眩がしたり、延髄付近が重たくなるなど、少しも快方に向うという実感が持てませんでした。“このまま完全に聞こえなくなって、補聴器を使わないといけないのかしら”と不安になってきました。

〔岡田式浄化療法に懸ける〕

 2月10日にMOAセンターのスタッフに耳の状態を相談すると、健康生活ネットワークのみなさんから施術を受けたり、金沢療院との連携した1日型の健康増進セミナーを受けたりして浄化療法を徹底していってはどうですかとアドバイスをもらいました。
 耳鼻科に3ヶ月通院しても全然変らなかったので、浄化療法に懸けてみようと決めました。
 同じころ、昔から大変お世話になったBさんのお宅にほぼ毎日のように通い、浄化療法を施術しました。そして私も週に4~5回、1時間ほどBさんから浄化療法を受けるようにしました。
 しばらくBさんから浄化療法を受けていたところ、風邪をひきました。私の平熱は35度前後なのですが、38度の高熱が出て、とてもつらい思いをしました。その3~4日後からは、耳だれが出たり、鼻水が出たり、ひどく咳こんで濃い痰が出たりして、2週間ほど寝たり起きたりという生活が続きました。
 2月末ごろに治ったので、またBさん宅を訪問した時でした。玄関から「こんにちは」とかけられたBさんの声がよく聞こえました。
 家に帰っても、家族との会話したり、テレビの音量などで何度も確認しました。以前よりもよく聞こえました。家族も「お母さん聞こえるんやね」と喜んでくれました。
 その後も、毎月1回は同じような風邪をひき、その都度、鼻汁や痰が出たのですが、同時に少しずつですが右側の聞こえ方が良くなっていきました。
 今回のことを通して、本当に浄化療法の素晴らしさを実感しました。同じように苦しんでいる人たちも健康になってもらいたいとの思いで、これからも、浄化療法を中心に、岡田式健康法を実践していきたいと思います。

あわせて読みたいコーナー

PAGETOP