白内障の術後の変化

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宮城県  O・Cさん(60歳、女性)

〔手術後の左目の回復を願って健康増進セミナーに参加〕

 私は小学生の時、左目を傷めて視力が0.1までに落ちてしまいました。左右の視力が大きく違うので、眼鏡をかけることもできず、コンタクトレンズを入れて過ごしてきました。
 定期的に眼科検診を受けていましたが、平成18年ごろから白内障が出てきて、手術を勧められました。できれば受けたくないという思いがありましたが、もし正常な右目にも支障が現れたら生活できなくなるという不安もあり、平成20年6月25日、手術を受けました。無事、成功し視力がだいぶ回復しました。
 7月7日から5日間は、MOA仙台健康センター(平成24年11月より東北療院として開設)の健康増進セミナーに参加して、岡田式健康法を体験しました。
 セミナーでは、午前10時から12時までの約2時間、浄化療法療法士から施術を受けました。また、任意で体験できる芸術体験を4回受けさせていただき、3日目には管理栄養士による食セミナーも聴き、食の大切さについても理解することができました。

〔岡田式健康法の力を体感〕

 浄化療法の体験では、日々、背中や目に痛みが出て、それが治まっていくという繰り返しでした。5日間を終えたころには、さらに視力が良くなり、小さな文字もハッキリと見えるようになりました。同時に、仕事のせいか、ここ10年程慢性的に感じていた背中の重苦しさも取れ、体全体が軽くなることを体験しました。
 視力が良くなり、心が晴れ晴れとしてきて、ものがハッキリ見えなかったことで“どんより”とした自分から、ハッキリと見える“自分”の変化をしっかりと感じました。
 健康増進セミナーでの一番大きな体験は、2日目の芸術体験でした。
 浄化療法を受けた後、芸術体験の部屋のドアを開けると、綺麗に咲いていたヤマユリに40年前に亡くなった父親の面影を見ました。子どものころ、父と一緒に行ったヤマユリがたくさん咲いた畑の景色が、父の姿とともに鮮やかに蘇ってきて、涙が溢れてきました。左目を傷つけた時もすごく心配してくれた父。私が来るのを待っていたかのような花の表情に、私は“亡くなってもいつも見守ってくれている”と安心感を覚えました。そんな思いを引き出してくれたお花に、素晴らしい力を感じました。

〔岡田式健康法を伝えたい〕

 健康増進セミナーに参加して以来、視力は良い状態が続いています。
 私は以前から、精神的に落ち込み、悩みを抱えている友だちのことが気になっていたのですが、セミナーに参加した後、その友だちに岡田式健康法の事を伝えたいと思って、「MOAニュース」や岡田式健康法が載っている雑誌を渡しに行って読んでもらっていました。またこの日、もう一人の友だちから「今夜話を聞いてもらいたい」と相談を受けました。早速その人の悩みも聞かせていただきましたが、ご主人がうつ症状になって困っているのとのことで、「心身ともに健康になってほしい」と岡田式健康法とMOA仙台健康センターを紹介しました。7月29日にうつ症状に悩むその友だちのご主人が来られました。岡田式健康法を体験されたご主人は「気持ちが落ち着き、体が非常に軽くなった」と話してくださいました。
 今回、友人のご主人のことを知るきっかけは、40年来の親友が亡くなったことの連絡がきっかけでした。亡き親友が、悩んでいた妹夫婦を助けてあげて、と引き合わせてくれたようにも思います。

〔家族の変化〕

 そんな中、夫が椎間板ヘルニアの手術をしました。手術も無事終わり、その後も痛みはありませんが、夫の健康を願って、以前にも増して、浄化療法を施術しています。
 そのような中、いつもは私が家の神棚にお供え物をお上げしていましたが、夫が「大変だから手伝ってあげれば早く終わるだろう」と、言ってくれるようになりました。
 そんな夫の姿に、私への感謝の思いを感じ、私も夫への感謝の思いが深くなっています。今までは“そういう事は女房に任せて自分は働いていればいいんだ”という考え方の人だったのに、岡田式健康法をしているとこんな変化が起きてくるんだと思いました。
 健康増進セミナーに参加し、岡田式健康法を受けつつ、私も家庭で実行することで、心が前向きになり、積極的にもなりました。

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