甲状腺腫瘍がなくなっていると診断される

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大阪府  M・Yさん(67歳、女性)

〔健康診断で腫瘍が見つかる〕

 平成17年11月中旬、年一回の健康診断を、M循環器科クリニックで受けました。その日、以前にTさんより、「少し喉が腫れているのでは」と言われたことが頭に浮かび、念のためにと、エコーを撮ってもらったところ、右甲状腺に3.2㎝の腫瘍が見つかり、「良性か、悪性か、専門医に調べてもらうように」と、M病院への紹介状を書いていただきました。
 自分は健康だと思っていましたので、大変なショックを受けました。平成13年10月に夫をガンで亡くしており、その苦しみをそばで見ていたものですから、もしかするとガンではないかと思うと、次から次へと心配事が頭に浮かんできました。
 夜8時ごろだったと思いますが、帰宅してMOA健康生活ネットワークの仲間で大親友のOさんに電話をすると、すぐにご夫妻で駆けつけてくださいました。翌日に検査を控え、私の胸の内にあるものを全て聞いていただき、「明日の病院の検査に一緒について行ってあげるから」「検査をしてみないと分からないから」と励ましていただき、浄化療法を受けることで、不安だった心が癒されました。
 検査の当日、Oさんご夫妻が、わが家まで迎えに来られて、病院に付き添っていただき、お二人の温かい心に感謝しました。問診、血液検査、レントゲン、エコーと検査を行い、結果は2週間後に分かるということでした。

〔健康増進セミナーに参加し徹底して浄化療法を受ける〕

 ことのあらましを健康生活ネットワークのMさんに話したところ、「12月8日から健康増進センター(現:MOAかんさい健康センター)で開催される健康増進セミナーに、私の代わりに参加されてはいかがですか」と勧めてくださり、参加することになりました。
 こうして、12月8日~10日までの3日間、続けて12日~16日までの5日間、健康増進セミナーに参加し、岡田式健康法の浄化療法、美術文化法食事法を徹底して受けました。
 浄化療法を受けて、はじめは何も感じませんでしたが、途中から首筋、また鎖骨にかけて痛みが出て肩までうずき出し、肩の辺りを施術してもらうと背中に張りを感じました。そして、後は楽になっていきました。
 お花の体験では、一輪の花が自分の心を写しているように感じました。1回目にいけた花は元気がなくうなだれて自分を見ているようでしたが、浄化療法を受けた後、2回目にいけた花は真っすぐ上を向いて元気そうに見え、「元気を出しなさい」と花が励ましてくれているように感じました。
 自然食を使っての食体験では、まごころのこもる料理をいただきました。
 12日からのセミナーではさらに浄化療法を徹底して受けることで、熱、せき、鼻水が出て、次の朝には痰が出で、大変楽になりました。2日目は、後頭部から首の付け根にかけて熱があり、耳下腺部に痛みが出て、右足指先がしびれたようになりました。3日目は頸部、肩部を受けていると突き刺すような痛みが続きましたが、終わったときには、首も肩も楽になっており、以前よりも肩はやわらかくなっているように思えました。

〔腫瘍がなくなる〕

 1月5日、M病院で、2度目の診察があり、担当医より「ガンではなく、良性の甲状腺腫瘍で心配はありません。初めに診察したときよりも小さくなっています。手術の必要もありません」と伺った時は、「ああ、よかった!」と安心し、喜びに包まれました。
 12日には、レントゲンと血液検査の結果を告げられました。医師が、甲状腺の腫瘍の個所を指でつままれましたが、「当初3cm位の大きさだったのが、今は1.5cmになっている。短期間でこんなに良くなるとは」と驚きのコメントをいただきました。
 その後も、健康増進センターに足繁く通い、積極的に浄化療法始め岡田式健康法を受けました。また、地域のMOA健康生活ネットワークでは、毎週一回健康法を実践する日を設けていますが、欠かさず参加しました。
 平成18年7月13日、6ヶ月後の定期検査で、担当医より「腫瘍はなくなっており、腫瘍を包んでいた袋の部分だけが残っています。今後は、その袋に水が溜まる可能性がありますので、定期検診は怠らず行ってください」と診断されました。本当にびっくりし、嬉しさが込み上げてきました。

〔これからの人生をさらに充実したものに〕

 今回、甲状腺に腫瘍があると診断を受けてから、岡田先生の本を繰り返し読むうちに、人としての生き方を反省させられるとともに、今ある苦しみを「浄化作用」と受け止めることで、幸せで充実した人生を送るための転機になりうるのだと理解することができました。
 健康増進センターで、普段、ボランティアをしている私が、今回は患者側になってみて、あらためて健康を願う人々への思いやりや気遣いの大切さなど、いろいろと気づかされることがありました。また一人での食事も、感謝して楽しく調理して食べることの大切さを感じました。
 周囲の方々に浄化療法の施術をし、喜んでいただくことを生きがいとして毎日を過ごしてきましたが、一人暮らしということもあって、自分は浄化療法をあまり受けていませんでした。
 昨年の11月に腫瘍が見つかってから、わずか1年もたたない間に、このような良い結果となり、この期間、浄化療法を徹底して受けたおかげとしか考えようがありません。

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