和歌山県 M・Kさん(61歳、女性)
〔市民検診で、乳房の腫瘍が見つかる〕
私は、夫の仕事の関係から長年沖縄で暮らしてきました。平成15年、夫の退職を機に、夫のふるさとである和歌山に帰ってきました。
平成13年、沖縄でエコー検査など受けた時は、何も異常はありませんでした。その後、検診などはほとんど受けずにきていました。
夫から、「たまには健康診断を受けてきたら」と勧められて、平成18年5月18日、I市の市民集団検診を受診し、マンモグラフィーとレントゲンを撮りました。6月に入って、保健センターから「乳腺炎と1.3㎝位の腫瘍があります。悪性とか良性とかは分かりませんので、専門病院で再検査が必要です」と連絡がきました。
「検査」という一言で気持ちが萎えて、それまで元気だったのに、まるで病人のような気分になってしまいました。夫にだけはすぐに知らせました。夫から「すぐに近くの病院に行きなさい」と言われましたが、ちょうどその時、宮崎の実家に帰る予定があり、飛行機のキップも買っておりましたので、病院へは行かず実家に帰りました。
実家では、親に心配をかけまいと、診断のことは話さず、母親からしっかりと岡田式浄化療法を受けました。
〔健康増進センターなどで岡田式浄化療法を受ける〕
一週間位で和歌山に戻ってきました。いざ、検査の病院を選ぶとなると悩んでしまい、姉がわが家に来た時に相談しました。
姉はMOA大阪健康増進センター(現:MOAかんさい健康センター)でボランティアをしており、地域の方々が健康で幸せな生活を送ることを生きがいにしているような人で、その関係から病院や医師にも詳しいということを聞いていたからです。
姉と姉の娘から浄化療法を受けている時、「一度、Mクリニックで診察を受けてみたら」と言われました。それで、姉から予約を入れてもらって、状況も簡単に伝えてもらいました。
クリニックには、7月6日に姉に付き添ってもらって行きました。M医師の診断を受け、アドバイスをしていただくとともに、S病院への紹介状を書いていただきました。その病院はS市に住む姉の家からも近いことが分かりました。
そのあと、同じビル内にある健康増進センターで浄化療法を受けました。その日は姉の家に泊まって長時間、浄化療法を受けました。すると、左肩甲骨のところの一点だけが猛烈にかゆくなって、その後、次第に和らいでいくのがよく分かりました。
また、健康増進センターのスタッフの方から「しばらく続けて来られたらどうですか」と勧められたので、検査までに2回行き、浄化療法を受けました。
I市にも健康生活ネットワークがあり、岡田式健康法の受け入れ日を設けていることを知りました。姉からネットワークの方に事情を伝えていただいたところ、7月8日に電話がかかってきて、丁寧にお誘いをいただきました。
13日にはS病院で検査を行うことになっており、その直前の10日、11日がネットワークの受け入れ日ということで、浄化療法を受けることができました。
実家で母から1週間、帰ってきてからは姉、そして健康増進センターや健康生活ネットワークの方から浄化療法を受けて、身体が軽くなってきたという感じを受けていました。
〔乳腺炎と乳房腫瘍の消失が判明〕
検査の前日には姉の家に泊まり、浄化療法を長時間受けることができました。
7月13日、不安を抱えながら、S病院に行きました。はじめに問診がありましたが、N医師は、「何もないようですけどね」とおっしゃったのです。その時、市民検診のレントゲンなどは手元にありませんでしたので、再検査を受けるようにと保健センターから報告された内容をお伝えさせていただきました。それで、「一応レントゲンを撮りますね」と言われ、エコーとマンモグラフィーを撮ることになりました。
その結果、「乳腺炎も腫瘍も何もないですよ」と言われたのです。
本当にびっくりし、感謝の思いが込み上げてきました。
〔一連の経過を振り返って〕
病院から帰って早速、姉にこのことを伝えたところ、姉もびっくりし、姉妹で「こんなことがあるんだね」と喜び合いました。
また15日にはお世話になったI市の健康生活ネットワークの方々に報告を兼ねてお礼に伺いましたところ、ちょうど絵手紙教室が行われており、みなさんの楽しそうな様子にふれて、早速申し込みをさせていただき、8月から参加させていただくことができました。
岡田式健康法では浄化療法以外にも、食事法や美術文化法などがあり、心身両面からリフレッシュする活動が進められていることは以前から承知していましたが、地元I市でこのように楽しそうな活動が進められているとは思いもよりませんでした。
ここ4~5年間、乳房の痛みがありましたが、いつのまにか痛みもなくなり、腫瘍まで消失したということは、本当に不思議に思います。