膝の痛みが取れて歩けるようになる

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鳥取県  N・Jさん(74歳、女性)

〔広島健康増進センターでのボランティア〕

 平成21年秋ごろ、地域のMOA健康生活ネットワーク(以下、ネットワーク)の集まりがあった時、広島健康増進センター(平成23年5月より広島療院として開設)で岡田式浄化療法療法士ボランティアをされた方がとても楽しかったと話していました。聞くとほかにも何人か行かれていて、同じように感想を話していたので、私も行ってみることにしました。
 家から広島までは、車で4~5時間かかるので、夕方に車で出発して前泊しました。この時は、ネットワークのお友だちや県内の方と6人で行きましたが、引率してくださったスタッフの方をはじめ、みなさん楽しい方ばかりで、車の中では音楽を聞きながら「今歌っている人は誰でしょうか?」とか「今の流行りの歌手の名前を言ってみて」みたいなクイズをしたり、車窓から鳥を探したりと、移動中も楽しい時間でした。翌日の朝にはすっかり仲良くなって、宿泊施設でみんなで朝ごはんを用意していると、周りの人たちが「家族みたいで、楽しそうですね」と言われるほどでした。
 健康増進センターでの療法士のボランティアは緊張しました。普段は、ネットワークの方など知った者同士で浄化療法をしているので何ともないですけれど、初めての方に施術するというのは緊張しました。浄化療法の前の探査も“間違えてないかな”とか、施術中も“私の浄化療法は効いているのかな”とか正直、心配もしました。
 2人目の方に施術した後、「ん~、ちょっとね」とあまり変化がないような感想を言われた時は、ヒヤーとしました“何かいけなかったか”と不安になりました。でも3人目の方は済んだ後に「どうですか?」と聞くと「良かったぁ。すごく気持ちいいから寝てしまった。痛い所も良くなったし、ありがとう」と感謝されてすごく嬉しかったです。それで自信がついて、ボランティアをするのが楽しくなり、その後も月に1回のペースで広島健康増進センターに行っています。

〔私の体験〕

 浄化療法を受けると肩が楽になったとか、痛みが取れたとか感想を聞きますが、私も同じような体験をしました。
 平成22年1月末に健康増進センターにボランティアに行った日のことです。夜に宿泊施設に着いて、それから一緒に来られた方と少しお酒を飲んで、「お休みなさい」と言って自分の部屋に入った時です。戸を締めたと同時にしゃがみ込んでしまいました。急に左足に激痛が走ったのです。
 次の日の朝も足の痛みは取れませんでした。一緒に来られた方に事情を説明して広島健康増進センターまで連れていってもらいました。センターに着くとナースの方が「どうしたん!」と驚かれて、私が「足が痛くて」と言うと、車椅子を持ってきてくださり、結局、私は療法士のボランティアで来たのに、患者になってしまいました。
 広島クリニックの医師に診てもらうと、外科で検査を受ける必要があると思うので、専門の病院で検査してもらうようにとのことでした。その日は一緒に来た方の帰る時間まで浄化療法を受けていました。しかし、その時は痛みが取れず、みなさんも心配してくださり、帰る時は、車までスタッフの方におんぶしてもらいました。
 しかし、次の日はあまり痛みがなく、左足を少し引きずるぐらいで歩けるようになっていました。専門の病院でレントゲンを撮ってもらうと、その時の痛みは膝の骨が磨り減っていることが原因だと分かりました。私は定年後も介護ヘルパーの紹介をする事務に加えて、夜勤で病院のヘルパーをしていましたので膝に負担がかかっていたようです。先生から「痛み止めを打ちますか?」と聞かれましたが、痛みはほとんどなかったので様子を見ることになりました。それからは、ネットワークの方や、MOA会館で浄化療法を受け続けましたが、今では痛みもなく歩けるようになっています。

〔Mさんの膝の痛みがとれる〕

 健康増進セミナーでボランティアをするようになってから驚くような出来事がいくつかありました。
 平成21年の年末、同じヘルパーの仕事をしているMさん(75歳)が、私の仕事場に用事があって来られた時、「もう年で膝が痛い。いろんな治療をしてきたけれど、私の膝はもう治らないって医者から言われたの。あとは手術だけど、どうしようか迷っているのよ」と悩んでいました。私は「浄化療法というのがあるよ」と紹介しました。Mさんは「ほんなら受けてみたい」と言うので、MOA会館に行って浄化療法を受けました。10分から15分ぐらいだったと思いますが、「膝の痛みが取れてきて、冷え症で冷たかった足が、段々と足の裏から温かくなってきた」と言って喜ばれたのです。「自分の妹や弟にも浄化療法をしてみたい、帰って美容院の先生にしてみたい」と言われ、翌年1月にMOAに入会されました。
 それからしばらくMさんとお会いする機会がなかったので、スタッフの方もどうしているかなと心配しておられたので、一緒にMさんの家に行ってみました。でも、Mさんは留守だったので、管理人さんに私たちが来たことを言付けて帰ると、家まで来てくれたのが嬉しかったようで、Mさんから電話がかかってきました。それで、日を改めてMさんの家に行って浄化療法を施術しました。数日後に、Mさんが山菜の煮物などが入った手弁当を持って、私の仕事場まで来られました。膝が痛いと言っていたのに、車で5分ほどかかる道を歩いて来たのです。膝も少しずつ良くなってきているようで、引き続き浄化療法の施術をしてあげたいと思っています。

〔従姉妹へ浄化療法を施術する〕

 こんなこともありました。今年4月に叔母の葬儀があり、火葬場の待合室で骨上げを待っていると、従姉妹のAさんが声をかけてきました。今までも何回か親戚の葬儀で、Aさんとも会っていたのですが、親身に話をしたことはありませんでした。Aさんは「Tさん(私の母親)って、こんなん(浄化療法のこと)しとったな」と言われました。「していたですよ」と答えると、「あなたもしとる?」と訊かれました。
 話を聞くと、Aさんの娘が更年期障害の影響なのか、最近首がつらいようで、いくつかの病院を回ったけれど原因が分からず、治療法が見つからないとのことでした。そして、あきらめかけたころに行った病院で、医師から浄化療法を受けてみたらと言われたそうです。Aさんは私の母が生前、浄化療法をしていたことを思い出して、声をかけてきたとのことでした。
 「すぐに浄化療法をして欲しい」と言うので、親戚中が見ている中で施術を始めました。しばらく施術しているとAさんの娘は「あ、ようなった。ありがとう」と言って、待合室から出て行きました。すると、Aさんが「私もしてーな」と言ってきました。耳が悪く補聴器をしているので施術をして欲しいと言ってきたのですが、時間もなかったので、また後日ということにしたのですけれど、とてもびっくりした出来事でした。

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