石川県 O・Sさん(67歳、男性)
〔長男の尿道断裂〕
平成21年8月20日、長男から「トイレに行ったら尿が出なくて血が出た!すぐに来て欲しい!」と電話がありました。突然の電話に驚きと戸惑いを抱きながら、私は家に戻りました。長男から状況を聞いたところ、仕事で高所から飛び降りたところに杭があり、その杭で股を打撲したことを知りました。
早速、B病院へ行って検査してもらったところ、尿道が断裂していることが分かりました。すぐにお腹からパイプを入れて仮の尿道をつける手術を行いましたが、医師からは「今は患部の腫れがひくまで様子をみるしかない。まれに見る怪我で、ここではこれ以上の手術は執刀できないので、K病院を紹介させていただきます」と言われました。
不安で、私は金沢療院に連絡して相談したところ、M医師から「その主治医の言う通りで、様子を見てK病院を紹介してもらったほうがいい」とのことでしたので、しばらく様子を見て、患部の腫れや出血が治まった後に転院して手術することにしました。
私はとにかくそれまでの間はできることをしようと思い、浄化療法を徹底しようと、地域の健康生活ネットワークのみなさんにもお願いしました。みなさんは快く協力してくださり、それからは、私たち夫婦をはじめ、長男の婚約者のAさん、健康生活ネットワークのみなさんで1日2~3回、施術しました。
〔驚くほどの回復力〕
患部と腎臓部を中心に60分~90分の施術をしていると、長男は痛みが和らぐようで、眠ってしまうことがよくありました。そして、出血の方も順調に治まり、9月7日にはK病院に転院して診察を受けました。
K病院ではどういう状況か診たいと言って造影剤による検査をしていただきました。その検査結果で医師から「不思議です。造影剤が透っていることからも、尿道が繋がっています!この様子では手術はしなくてもいいです!お腹に溜まっている膿を今のうちに痛くても我慢して自分で早くに出すようにすればいいから、入院の必要もありません。自宅療養してください」と、信じられない言葉をいただきました。
翌日、B病院の主治医にそのことを報告させていただくと「不思議です。当初は確かに断裂していた。しかも、怪我が回復するのに通常は50日~60日かかるのに、17日間で回復したことは凄いことですね。自然治癒力が凄いですね」とコメントをいただきました。お陰様で現在は、繋がった尿道が細くならないように処置をして経過観察するだけとなり、自宅で療養し、12月1日から仕事に復帰しました。
今回の長男の回復ぶりを見て、二女のお婿さんが浄化療法の効果を感じたようで、二女の家でも浄化療法を施術するようになったそうです。
〔長男の婚約者に浄化療法を施術する〕
長男が入院する前のことです。8月4日に長男が「婚約者が体に異常を感じて病院で診察してもらったところ、膠原病にかかっていることが分かった。どうしたらいいか」と相談を受けました。私は、治療を受けながら浄化療法もしていこうと話すと、長男も賛成し、翌日から家族3人で婚約者のAさんに浄化療法をしました。以後毎日90分ほど施術しました。
8月19日に主治医に見てもらったところ、経過がいいとのことで、ステロイドが減薬されることになりました。しかも、通常は1mgの減薬となるところが、2mg減薬することになり、浄化療法の効果として感じたAさんは、「自己施術をしていきたい」と、20日にMOA会員になりました。
9月の定期検診では主治医から経過が更にいいからと言って、再度2mgの減薬となりました。当初の20mgのステロイドをここまで減薬するには普通4ヶ月かかるといわれていました。それが、2ヶ月で合計4mgの減薬がされるという結果に、私は人間の持つ自然治癒力を高める浄化療法の効果を強く感じました。