ミス・インターナショナル出場者がMOA美術館来訪

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静岡県熱海市
伝統工芸・蒔絵の技法を体験

11月5日、ミス・インターナショナル世界大会に出場する各国代表のうち21人がMOA美術館を訪れ、日本の伝統工芸である蒔絵の技法を体験しました。

 

 

同大会は外見的な美しさを競うだけでなく国際交流、友好親善、社会貢献活動を通して、各国間の相互理解の増進による世界平和を願って行われているもの。11月12日に東京都内で開催される第62回大会に先立ち、約70の国と地域の代表が複数のグループに分かれて日本各地を訪問し、伝統文化や芸術を学びました。

 

 

MOA美術館にはフランス、オランダ、ルーマニア、マレーシア、ブラジル、香港などの代表が来訪。カメラを向ける観光客に笑顔で応えながら入館し、スタジオで漆芸家の室瀬智弥氏による漆工芸の歴史や蒔絵の解説に学んだ後、専用の道具を使って金粉をまく技法を体験しました。

 

 

各国の代表からは「漆という天然素材を使った芸術品はとても興味深く、体験を通じて日本の伝統工芸への理解が深まりました」「美術館から眺める熱海の景観はとても美しいものでした。蒔絵の体験を多くの人に共有したいと思います」などの感想が聞かれました。

 

 

体験の後は「光琳 国宝『紅白梅図屏風』×重文『風神雷神図屏風』」開催中の館内で美術品を鑑賞し、笑顔で次の目的地へと出発しました。

 

 

 

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