秋の味覚、リンゴとサツマイモの自然な甘みを生かして、おやつにぴったりな春巻きを作りましょう。作りたては皮がパリパリ熱々、リンゴの酸味と風味が増して砂糖なしでも美味しく食べられます。シナモンの香りで癒やしのティータイムに。
利恵先生からのワンポイント
- サツマイモは、少量の水で時間をかけて蒸し煮することで、甘みが増します。
- リンゴを加熱したものが砂糖代わりに。サツマイモと一緒にペースト状にすると、砂糖なしでも甘くなります。
- 生のリンゴも入れると、香りと酸味をより感じることができます。
- シナモンは甘みをさらに感じさせ、体を温める効果があり、肌寒くなってくる秋にぴったり。リンゴとサツマイモとの相性も抜群です。
- 春巻きの皮は焦げやすいので、低温でじっくり加熱を。小まめにひっくり返し、満遍なく揚げ色を付ければ、少ない油で調理できます。
- 冷めた時は、オーブントースターで加熱するとパリッと仕上がります。
レシピ動画
材料(4本分)
サツマイモ | 中1本(150g) |
リンゴ | 1/2個(150g) |
レモン汁 | 小さじ1 |
a)塩 シナモンパウダー |
ふたつまみ 少々 |
春巻きの皮 | 4枚 |
菜種油 | 適量 |
栄養価(1本分)
エネルギー | 198kcal |
タンパク質 | 2.8g |
脂質 | 6.6g |
炭水化物 | 35.0g |
食塩相当量 | 0.4g |
作り方
- サツマイモを洗ってフライパンに入れる。サツマイモの高さの1/3くらいの水(分量外)を入れ、ふたをして中火にかける。沸騰したら火を弱め、竹串がすっと通るまで蒸し煮する。途中で水がなくなったら適宜足す。
- リンゴはへたと種を取り、皮付きのままさいの目切りにする。
- 2の半量を耐熱容器に入れ、レモン汁をかける。ラップをかけて600Wの電子レンジで2分加熱する。
- 1の粗熱が取れたら皮をむいてちぎり、3とa)を加えてフードプロセッサーなどでペースト状にする(サツマイモの水分が少ない時は、大さじ1程度の水を加えて)。ボウルに移し、2の残りを混ぜ合わせる。
- 春巻きの皮を1枚ずつ広げ、手前に4等分にした4をのせて巻く。左右の皮を折り込み、巻き終わりに水溶き小麦粉(分量外)を塗って閉じる。
- フライパンに底から3cmくらい油を注ぎ、150度程度に熱する。5を入れて両面がキツネ色になるまで揚げる。油を切ったら半分に切り、皿に盛り付ける。お好みでシナモンパウダーをかける。