MOA健康科学センター研究報告集NO.25を発行

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喫煙とQOL、健康法と認知症の関連などを研究

(一財)MOA健康科学センターから、研究報告集第25巻が発行されました。

 

木村友昭主任研究員らによる「喫煙者と非喫煙者における包括的QOLおよびスピリチュアルな態度の比較検討~民間企業の従業員を対象にした横断的調査の結果より」と題した研究報告や、「岡田式健康法は認知症予防に役立つか?~北海道・道北地域で行われたスクリーニング調査結果の再検討と今後の展望」とする資料などが収録されています。

 

身体的な健康度にとどまらず、喫煙と生きがいや満足感をも含んだQOL(生活の質)およびスピリチュアルな態度(個人の人生観や価値観に基づく認知、行動、感情)との関連は、これまでほとんど研究されていません。

 

今回の研究は規模や調査数などに課題があり、結果の普遍化は難しいながらも、女性でスピリチュアルな態度が良好な人は、喫煙しない傾向にあると推察されるそうです。

 

「岡田式健康法は認知症予防に役立つか?」では、かつて行われた認知症調査の結果を再検討しています。この調査も地域が限定的であり、調査数や対象に課題はありつつも、日常的に岡田式健康法を行っていると推察される人の認知症出現率は、厚生労働省が発表しているデータに比べて極端に低いことが示されました。

 

研究報告集は、下記からダウンロードできます。

研究報告集第25巻

 

 

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